高精度バイスの製作を始めるきっかけは弊社の金型をより精度の高い品質に極めるため、必然として出てきた社内外の要求でした。
新しく生み出される製品が日々ハイテク化する中でそれを支える物造りのベースのひとつが金型であり、弊社にとって金型の高精度化を推進することは先端企業各社様とお取引をするうえでの絶対条件でした。
そのためには金型造りにおける極めて精度の高いバイスが必要不可欠なものでしたが初期の段階では輸入品のバイスを使用しておりました。しかし目標とする高い精度をより極めるには、自らが納得のいくバイスを製造するしかなく、その製造に着手することとなりました。
そして金型の完璧な精度を追求するにあたり、バイスへの要求水準もさらに高まり、我々は市場で要求されている公差を凌ぐ品質をバイスの製作部門に求め続けてきました。
直角度、平行度が長期間に亘り変化しないバイスにするため、独自に素材の熱処理を行い、各面の面粗度もこだわりの研磨技術で納得のいく精度に仕上げています。さらにバイスがワークを締め付ける際の締め付ける力が分力によりワークを下面に押え、浮上がり防止やワークおよびバイスに歪が生じない技術として解決しています。
これらの技術は長年に亘る金型部門とバイス部門の試行錯誤から生み出された深いノウハウの結実と自負しています。
弊社のバイスは社内における高精度の金型を製作する際の必然から生まれたものであり、現在、直角平行度の公差2μのバイスを標準として出荷検査時のデーターを記録してトレサビリティに対応し、保証して市場に送り出しています。
さらに今後も市場の高精度の要求を超えるバイスの製造を目指してまいります。